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医療機関施設名 医療法人社団共進会あんしんクリニック
ヨミ イリョウホウジンシャダンキョウシンカイアンシンクリニック
所在地 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-897-11ラポール新丸子202
施設形態 機能強化型在宅療養支援診療所
TEL 044-750-9450
管理者 院長 高桑 光俊
在宅医療センター長 藤森 努
最寄駅 東急東横線新丸子駅徒歩5分
ホームページ http://anshin-cl.com/
診療科目 内科、精神科
診療時間 9:00~17:00
在宅医療 往診(24時間対応)
退院時共同指導
在宅患者訪問診療
在宅時医学総合管理
特定施設入居時等医学総合管理
在宅がん医療総合診療
在宅患者訪問看護・指導
同一建物居住者訪問看護・指導
在宅患者訪問点滴注射管理指導
訪問看護指示
介護職員等喀痰吸引等指示
在宅療養指導 在宅自己注射指導管理
在宅酸素療法指導管理
在宅中心静脈栄養法指導管理
在宅成分栄養経管栄養法指導管理
在宅自己導尿指導管理
在宅人工呼吸指導管理
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理
在宅悪性腫瘍患者指導管理
在宅悪性腫瘍患者共同指導管理
在宅寝たきり患者処置指導管理
在宅自己疼痛管理指導管理
在宅気管切開患者指導管理
在宅難治性皮膚疾患処置指導管理
診療内容 点滴の管理
中心静脈栄養
腹膜透析
酸素療法
経管栄養
疼痛の管理
褥瘡の管理
人工肛門の管理
人工膀胱の管理
レスピレーター(人工呼吸器)
モニター測定(血圧・心拍等)
尿カテーテル(留置カテーテル等)
気管切開部の処置
在宅ターミナルケアの対応
他施設との連携 病院との連携
診療所との連携
訪問看護ステーションとの連携
居宅介護支援事業所との連携
薬局との連携
診療時間
9:00~17:00 - - -
- - - - - - - -

藤森 努先生トップ

医療法人社団共進会あんしんクリニックは、川崎市を中心に横浜市の一部、東京都大田区、世田谷区、目黒区、品川区のエリアで在宅医療を行っています。

外来部門と在宅部門に分かれ、外来では精神科・心療内科を標榜し、精神科専門医の先生方が診療を行い、在宅部門では10年以上訪問診療医として経験豊富な藤森努先生が在宅医療センター長として診療を行っています。

 

「在宅医療はチーム医療」 ご家族だけでなく、周りで在宅療養を支えているスタッフも含めて在宅医としてチームをサポートすることが大切であると語り、藤森努先生の在宅医療への思いを伺いました。

初めにクリニックの診療体制の特徴を教えていただけますか

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あんしんクリニックは外来部門と在宅部門に分けて診療を行っています。外来部門は精神科・心療内科を標榜していまして、週に一回精神科の往診を精神科医が行っていますが、一般的な内科の往診・在宅医療は私がチーフとして診療をおこなっています。

私自身在宅医療を十数年やっている経験の中で、認知症や精神疾患の患者様に対して適切な診療を行っていますが、専門の精神科の先生と連携を取ることで向精神薬等、特殊な領域の薬の使い方について、より高い精度で診療を行うことが可能です。

先生が在宅医療にかかわるようになったきっかけ、興味を持たれたきっかけをお聞かせいただけますか

私はもともと外科の出身で、大学病院にて研究を行っていたのですが、地域医療で実践的な医療をやりたいと当時の教授に申し出たところ了解を得ることができました。その後、大田区の蒲田・羽田地域で外科を標榜した診療をする中で、週1日在宅医療をおこなっていました。

外来では毎回患者様とはお会いすることができますが、ご家族とは必要な時にたまにしか会えません。それに多くの患者様が外来に来ておりましたので、どうしても短い診療時間になってしまいます。

対して、在宅医療でご自宅に訪問する際は必ずご家族とお会いすることができます。また、時間をあまり気にしないで患者様本人や家族と接することができるため、本人やご家族が何を希望されているのかじっくりと話を聞くことができます。そこに医療の一つの基本的な形を感じまして、10数年前に全面的に在宅医療を志すようになりました。

在宅医療で診療をする上で大切にしている、心がけていることはございますか

患者様の周りには介護するご家族や療養生活を支えているスタッフがいて在宅医療が成り立ちます。ケアマネジャー、介護スタッフ等いろいろな方が関わり、重症度によっては訪問看護師が入ったりしています。

患者様には当然しっかりと診療を行いますが、患者様を支えている周りの人達も支えることができればと思っています。

特にご家族の介護疲れがあれば、直接ご本人にも影響が出てきますので、何らかの形でご家族の肉体的、精神的な負担を和らげていくことが訪問診療医として必要なことなのかと思っています。

終末期医療について、緩和ケアやターミナル等先生の取り組みを教えていただけますか

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どの先生も考えられていることかもしれませんが、ご本人の最後の形に対しての希望にどうやってたどり着くかが重要です。もちろん言葉で表現できない方はご家族が代弁するのですが、ご本人であっても、ご家族でも終末に対しての「思い」がありますので、できるだけその思いに近づけることができるようにしたいと思っております。

例えば、ホスピス希望で大きな病院から紹介されてきた患者様がいたのですが、当初は当然のようにご自宅での看取りを進めていました。その後改めて確認してみると実はやはりホスピスへの強い想いが感じ取れました。時に在宅医は、家で看取りをする事が一番良い形ではないかと感じてしまうことがあるのですが、そこはそれぞれの患者様やご家族の希望する形と思いがあります。説明をして最終的に納得をされれば良いのですが、本当の思いを押し曲げてまで進める必要はありません。

病院の場合は面談という時間を設けて、お話しを伺いますので、患者様もかしこまってなかなか本心を話しにくい状況になってしまいがちですが、ご自宅であれば診察の話だけでなく、世間話をしながら自然に本心をお聞きすることができます。

最終的にはこの方はホスピスに入り、すぐに亡くなられてしまいましたが、ご家族様から感謝の言葉をいただきました。

後日お話しを聞くと、ご家族の状況としては日中、息子様は働きに出かけていました。ご本人しか分からないことかもしれませんが、ご自宅にて一人部屋で息絶えていくことを想像されてしまったのかもしれません。ご本人は一人で最期を迎えるのが嫌だった、それが仮に第三者であっても誰かがいるところで最期を迎えたかったのではないか、その結果ホスピスを希望されたのではないかと話されていました。

私は医師としての信念で一方的に医療を提供するのではなく、患者様、ご家族と会話をする中で、いろいろな選択肢を確認し、最後に満足することができるように支えていくことが大切であると考えています。

療養生活の最終的な部分で、食べられなくなったり、飲めなくなったりした場合、点滴を行っていても、それが辛いのであれば、ご家族やご本人の了承の上で中止とし、何もしないという結論も決して消極的な行為ではなく、一つの認められる治療ではないかと思います。

在宅医療で診療を行っていらっしゃる中で印象に残っているエピソード等ございますか

ここに来る前の話になりますが、独居で血液疾患の終末期が近い患者様をみていました。最初に往診が始まったころは、なかなか気持ちを汲みとれなかったのですが、コミュニケーションを続ける中、ある時大事に持っていたであろう新聞の切り抜きを差し出してきました。

それは大きな病院の血液内科の先生の記事の切り抜きで、どうしてもその先生に受診したいことを訴えてきました。もちろん状況としてはかなり厳しい様態であると本人も理解されていました。

本人と膝と膝を突き合わせて、どんな絶望的な結論が出たとしても受け入れられますかと話しましたが、本人は受け入れますと返答されました。

その後、その先生に受診し、望みがないという話ではありませんが治療をするには透析等、体に負担のかかる処置が多いことと、病院に継続的に通院し病気と闘い、最後まで通院する事ができるのであれば、しっかりと治療しますという説明がされました。しかし、結局本人はそれを選択しませんでした。通院して痛い思いをしたりするよりも、静かに暮らすことを希望されたのでした。

当時は冬場で年末も近く、忘年会で鍋でもやりましょうとケアマネジャーさんや看護師さんと相談し、ご本人と鍋を囲むことを目標に頑張ることになりました。

しかし状態は悪化し、忘年会のために短期入院して年越しの準備をすることになりました。

そして、いよいよ病院に行く日の前日に本人に会いにいくのですが、なぜかその部屋の電気が突然切れ真っ暗になり、慌てて買ってきた裸電球の下で診察を始めました。

本人の手を握り、帰ってきたら鍋を準備して待っていることを話すなかで、私にお気遣いの品を渡し、翌日入院したのですがその後戻ってくることはありませんでした。私は信じて入院管理を選択したのですがご本人は何かを察知されていたのでしょう。

本当は元気に帰ってきてほしかったのですが、そこで病院に行かせてしまったということに後悔はありますが、本人自身は最後の別れになることを気がついていたのかもしれません。その為、不思議な現象や最後のお別れのような行動があったのかもしれません。

地域医療を実感した瞬間でした。

24時間365日の診療体制は医療を提供する側の負担が大きいかと思いますが、どのような形で対応されていますか

在宅医療医の中には24時間365日を1人で頑張っている先生もいるかと思いますが、少なくとも一般的にはそれを継続していくことは難しいと思います。開業医の先生は特に外来をやりながら在宅医療を継続していくことは難しいと耳にします。昼間に外来をやっている時には駆けつけることはできません。

あんしんクリニックでは医療法人社団共進会というチームで、夜間の対応をシフトで振り分けて継続できるシステムを構築しています。

さらに在宅医療を支えている訪問看護ステーションや介護事業等との信頼関係を構築する事によって永続的な医療を提供できると考えています。

在宅医療の大きな動きがある中で今後展望について先生の所感をお聞かせいただけますか

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先ほどホスピスという言葉がでましたが、私の知り合いの優秀な先生がホスピスは癌の末期の患者様だけでなく、老衰等も含めて穏やかに老いていく場所も、ホスピスという考えがあっても良いと語っていました。

在宅医療では心からの思いやりを持って、永続的な地域医療を行うことで、信頼関係を構築して患者様を支えていきたいと思っています。そして共感していただける仲間が増えてくれば組織も安定し、より良い医療の提供がさらに可能になってくると考えています。

 

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