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医療機関施設名 医療法人社団共進会 そうぶホームクリニック
ヨミ イリョウホウジンシャダンキョウシンカイソウブホームクリニック
所在地 千葉県船橋市本町7丁目5-19 ヤマケンビル5階
施設形態 在宅療養支援診療所
TEL 047-456-8331
管理者 院長 吉嶺 太輔 
最寄駅 JR東日本 総武線 船橋駅 徒歩4分
ホームページ http://www.kyoshinkai.net/clinic/soubu.html
診療科目 内科、訪問診療
診療時間 8:30~17:30
在宅医療 往診(24時間対応)
退院時共同指導
在宅患者訪問診療
在宅時医学総合管理
特定施設入居時等医学総合管理
在宅がん医療総合診療
在宅患者訪問看護・指導
同一建物居住者訪問看護・指導
在宅患者訪問点滴注射管理指導
訪問看護指示
在宅療養指導 在宅自己注射指導管理
在宅酸素療法指導管理
在宅中心静脈栄養法指導管理
在宅成分栄養経管栄養法指導管理
在宅自己導尿指導管理
在宅人工呼吸指導管理
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理
在宅悪性腫瘍患者指導管理
在宅寝たきり患者処置指導管理
在宅気管切開患者指導管理
診療内容 点滴の管理
中心静脈栄養
酸素療法
経管栄養
疼痛の管理
褥瘡の管理
人工肛門の管理
人工膀胱の管理
レスピレーター(人工呼吸器)
モニター測定(血圧・心拍等)
尿カテーテル(留置カテーテル等)
気管切開部の処置
在宅ターミナルケアの対応
他施設との連携 病院との連携
診療所との連携
訪問看護ステーションとの連携
居宅介護支援事業所との連携
薬局との連携
診療時間
8:30~12:00 - - -
13:00~17:30 - - -

吉嶺 太輔先生トップ

医療法人社団共進会そうぶホームクリニックは平成27年に開設し、吉嶺太輔院長は平成21年より幕張・船橋を中心に在宅医療に従事し、地域との連携を強化してまいりました。診療科目は一般内科・総合診療科で、認知症など高齢者特有の疾患への対応も含め広く対応しております。一般在宅および施設に入居されて療養生活を送られる方へ質の高い訪問診療と訪問看護の提供を継続することを目標に、患者様・ご家族様のご要望にお答えできるよう、24時間体制での対応を院長を中心とした医療チームで取り組んでおります。自分の家族だと思って自分の親だったらどんな接し方するか常に考えて診療に当たっていますと、在宅医療への熱い思いを吉嶺太輔院長に伺いました。


 

―吉嶺先生はプライマリーケア認定医という事ですが、ご家族様にとっては馴染みない言葉かと思います。プライマリーケア認定医とはどのような医師ですか

プライマリーケアは昔でいう家庭医になります。現在の家庭医は認知症や緩和ケア、終末期の方の医療を中心に、総合内科として専門医に診てもらうタイミングや、最後までご自宅で療養生活を続けるにはどのようにしたら良いのかといった、身近にあって、何でも相談に乗ってくれる総合的な医療を提供できる医師を目指しています。

プライマリーケアの役割として、地域の医療機関での関わり合いや連携が重要かと思われますが具体的な取り組み等ございますか

基幹病院である済生会習志野病院、船橋総合病院、船橋中央病院等の勉強会に参加しています。また、最近になって船橋市医師会へ入会したのですが、医師会の先生方も「地域で患者さんを診ていく」という意識が非常に強いと感じています。

医師会に入った事により患者様の紹介も受けやすく、患者様の在宅医療への理解をしていただけていると感じています。また急性期の患者様について病院に診療をお願いしたい時にはスムーズに受け入れていただけ、そういった意味でも医師会に入って本当に良かったと思っています。

もちろん、末期がんのターミナルケア・緩和ケア等、老衰での療養については最期まで診ます。しかし、肺炎等、在宅で診ることのできる限界の範囲がありますので、場合によってはご自宅での診療が難しい場合があります。その際、連携があると大変助かります。

在宅医療に携わっているなかで苦労されたことなどございますか。

在宅医療を始めた頃は病院の先生方の在宅診療への理解がなく、一番苦労しました。

病院の先生からは、「なぜホームドクターがついている患者様を病院に入院させようとするのか」「最期までそちらで診るべきでは」と言われることが多くありました。施設や居宅では医療的な処置に限界があり、点滴すら出来ないこともあります。慢性期と急性期の住み分けについての理解や在宅で可能な治療ついての理解がなく、病院の先生方の受け入れが良くありませんでした。

今でこそ、「在宅の先生はここまで診てくれるから、最期は病院で診ましょう」といったことや「病院で急性期が終わったら、また在宅で診てもらえる」といった、病院と在宅医療の役割分担が成され連携がとりやすくなりましたが、昔はそういった連携はほとんどなく私も行き詰った事がありました。

しかし、私たちにも問題があって、状態が悪くなればすぐに病院で入院してもらうという気持ちになっていたことも否めません。今では患者様の容態が悪化した際にはできるだけ往診に出向いています。

病院と在宅医療の連携をスムーズに図るには、往診して患者様の今の状態を直接診察し病院搬送の判断に達したという事が重要です。在宅医療で対応できる状態ではないことをしっかり病院に伝えることで病院も受け入れてくださり、医師同士のコミュニケーションを密にすることで徐々に在宅医療への理解が得られるようになってきました。

当初は友人から「在宅医療を始めてやりがいはあるのか」といったことや「慢性期の方だけ診て満足なのか」といった事を言われたりしましたが、私自身も学会に入り勉強会に参加し、様々な先生と関わりスキルを上げる中で今では在宅医療にやりがいを感じています。

在宅医療で診療するうえで先生が心がけていること、大切にしていることはございますか

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患者様やご家族、そして支える施設の職員に安心感をもってもらうことを大切にしています。

しっかりとした医療を提供する上で薬だけで治療するのではなく、患者様の目を見て「また来ます。何かありましたらいつでも連絡ください」といった声かけや、手を握る等、何気ない一言や仕草が患者様やご家族に安心していただける一つなのかと感じています。

私自身母をガンで亡くしていまして、その時の主治医が私の大学の先輩であったのですが、最期まで母を励まし、安心感を与えていました。その先生には「患者様を自分の家族だと思いなさい。自分の親だったらどんな接し方をしますか、親に診てもらいたい先生になりなさい」と私に語ってくれたのですが、今でも非常に印象に残っていまして事あるごとに思い出して診療に当たっています。

高齢者の方にとっては医者と言うと敷居が高い存在だと思われている方が多いかもしれませんが、そうではなく私は医者と患者様は対等と考えています。いつでも気兼ねなく相談できる存在でありたいと思っていますし、ご家族を含めてコミュニケーションを計ることをとても大事にしています。

在宅医療の中で終末期のターミナルは重要な部分だと思うのですが、ターミナルでの先生の取り組みを教えていただけますか

一つは私だけで対応出来る事には限界がある為、24時間対応可能な訪問看護師と連絡を取り合い、この患者様には今何が必要なのか、それが例えば家族の付き添いなのか、何か薬が必要なのか、生活の事から医療的な事まで患者様に係るすべての事を考えるようにしています。他には薬に頼るところは頼りますが、ご自宅で出来る範囲の治療をする中で、出来るだけ苦痛や疼痛が無いよう処方を考えています。様々なターミナルケアの勉強をしていますが、教科書通りにいくことはほぼありません。「何故この薬が効かないのだろ?」「保険病名でない薬がその方の症状を改善した」等、患者様ごとにケースバイケースで、患者様から学ばせていただくことが大変多くあります。特に在宅での終末期医療は、常に試行錯誤で経験を積み重ね、訪問看護師さんとは以前のケースをディスカッションしながら取り組んでいます。

また、千葉県がんセンターとも連携を取っています。在宅末期での麻薬のコントロールに関して、専門性の高い内容もあり、がんセンターより紹介された患者様に対してはがんセンターに相談窓口があります。そこで病院の上級医師に気兼ねなく相談ができますので、病院レベルの治療を患者様に提供することができます。

在宅医療にとって24時間365日の診療は先生やスタッフにとって大きな負担になるかと思うのですが、法人として体制はどうされていらっしゃいますか

医療法人社団共進会には週末や夜間に電話を受けるコールセンターがあります。そのコールセンターが受けた電話が私に連絡が入る事になっています。コールの中には時にコールが重なったりすることもある為に私がすべてのコールに対応することは難しい状況もあります。そこで一つの工夫として、訪問看護師へまず様子を伺いにいってもらい報告を受けるようにしています。患者様は、先生の指示で訪問看護師が来てくれて、直接医師とやり取りをしている姿を見ると安心されます。

ドクターだけではなく訪問看護師によるバックアップも大切です。

その他週末に向けて調子が不安定になりそうな患者様には、こちらから連絡して状態を確認するようにしています。曜日や時間を意識して、週明けまでこのままの状態で大丈夫かどうか考えながら診療し、それが負担軽減にもなっています。医療者側の都合かと思われる事もありますが、長く沢山の患者様を診るには必要な事だと思っています。そういった意味では曜日や時間を意識して診る事も私は良いと思っています。

すべての事を私一人で診ようと思うのではなく、訪問看護師、先輩の医師やケマネジャーに介護職の方を含め、皆で患者様を支えているのという意識を持つことは24時間365日の診療体制を維持するプレッシャーがあっても、精神的にも肉体的にもそれぞれのスタッフの負担軽減に繋がり、チームとして地域医療を支え続ける事ができると思っています。

在宅医療を行っている上で印象に残るエピソードをお願いします

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最近のことですが、サービス付き高齢者住宅にご主人様とご夫婦で入居されている肺癌末期の患者様を最期まで施設で診させていただきました。

最初は看護師さんの配置のない施設で肺癌は診る事は難しいのではないかと思っていました。しかし施設の方が患者様の痛みや、食事の量の把握、バイタルサインの報告等大変協力的に動いてくださいました。

何が印象的かというと、各スタッフやご家族様も含めて最期まで患者様が苦痛を感じることなく療養生活が継続できた事が、サービス付き高齢者住宅でもスタッフが連携することで出来る分かった事です。もちろん訪問看護師からもしっかりケアスタッフへの指導を下さり、施設長を始めスタッフの教育が行き届いていました。

患者様が亡くなり、ご主人様、ご家族からも感謝の言葉をいただきました。それは施設スタッフの方々にとっても、すごく自信のついた経験で携わって良かったと非常に強く感じました。今後はこの経験を糧に地域医療を支える上で、このような挑戦ができるチーム作りをさらに実行していきたいと思いました。

今後の在宅医療の展望について先生の所感をお聞かせいただけますか

現在患者様が200人を超え、常勤医師・看護師を増員して更なる診療体制の充実を図っていきたいです。また展望という点では、船橋市医療センターに開放型病床という病診連携システムがあることを医師会の方より伺いました。往診医が主治医になって肺炎や尿路感染症といった急性期の治療を医療センターで行うことができるシステムです。これはすごく魅力的な事で、患者様が急性期の病状に至っても、引き続き主治医としてお付き合いができます。患者様にとっても同じ医師が継続して診る事ができるので安心です。在宅での主に慢性期治療だけでなく急性期治療についても病院の病床をお借りして主治医として診ることができるので、更にやりがいも強く感じますし在宅医療の展望としても期待しています。

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